12月1日、木曜定例会が行われました。参加者は6名。
今回は、北陸・東海地方会に参加者されたメンバーから、大竹先生の講演で学んだアドラー心理学の基本前提をシェアしていただきました。
5つの基本前提を教えていただく中で、話の出たエピソードを、その後、地方会で使用したワークシートの手順をもとに、ブレークスルークエスチョンを通して学びました。
そのエピソードについて、今回は詳しく紹介します。(娘:年長)
母「今日は雨だよ」
娘「やったー!」
「外に遊びに行かんくていいわ」
母「外に遊びに行きたいお友達もいると思うよ、そういうお友達が聞いたらどう思うかな?」
娘「・・・」
母「晴れの日は先生が外に遊びに行きなさいって言うの?」
娘「言わんよ」
母「じゃあ、晴れでも雨でも関係ないよね、外に遊びに行くかどうかは○○ちゃんが決めているんでしょ。嫌なら遊びに行かなきゃいいでしょ」
①良いところを探す。
・子どもらしい ・本音が言える ・リラックスしている ・母の言葉を聞こうとしている
②どんなことを学んでほしかったか?
・色々な意見があるので、自分の意見を言うにしても、その言葉で嫌な想いをする人がいないかと思いやれる人になってほしい
③パセージを開いて、解決策のヒントになる箇所を探す。
30-L 感情的になったときは
11-L さらに子どもの話を聴く
☆事例提供者の方からのコメント
ロールプレイで娘役をさせてもらったら、母=私は何を言っているのか、さっぱり分かりませんでした。感情的になって話をしても、伝えたいことは何も伝わっていないことを実感いたしました。 子どもの行動で、要らぬ想像をして不安を持つことが多いのですが、その時は子どもの話を聞こうと思います。そして「困難も乗り越えられる」と信じる勇気を持つようにしたいと思いました。
学んだことを紹介します
・子どもに開いた質問をすること、話を聞くこと、子どもを信頼すること、意見と事実を分けること、良さに注目(発見)することなど、パセージで学んだことを改めて確認しました。
・子どもの話を聞く、これは今でも大切なことだと思いました。子どもが30歳を過ぎようと…
・目の前の家族と私、いつも変化していくので、今何を思っているのか、感じているか、聞いてみたいと思います。
・地方会で学んだことシェアすることができ、基本前提について理解が深まったように思います。どんなエピソードも基本前提につながっているんですね。ついつい親の私的感覚で子どもを決めつけてしまうことが多い毎日ですが、まずはフラットな気持ちで話を聞けたらと思いました。
次回は、1月12日です。
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