新年度になり、4月の木曜定例会は参加者1名でした。(会場はぎふNPO・生涯学習プラザ)
いただいた時間は、自主勉をするようにとみなさんが勇気づけてくださったのだと思いました。 「何が与えられているかが問題ではなく、与えられたものをどう使うかが問題なのだ。」と、アドラーさんの言葉にもあります! 何を学ぼうかと考えまして、少し準備をして参りました。
① 岐阜市へ団体登録をする為の書類作成。
② 理論編を学びました。(2001.10.14野田俊作先生によります基礎講座理論編@名古屋) 最近、時々MDに録音したものを途切れ途切れに聞いていたのですが、この日は、2時間聞くことができました。17年前の先生の元気なお声で、広い会場だったのを思い出しました。
☆学んだことは、
・「アドラー」について。Alfred Adler (1870~1937)
・「心理学」は、明治の始めにサイコロジーを訳した。 「サイコ」は心で、「ロジー」は理学。理学とはサイエンス=科学で、心というものを扱う科学。 科学とは、そもそも何か?見える出来事(事象)観察できるものを扱う。 思弁(頭で考えてきっとこうだろう。)のように、見えないものについては、科学研究の対象にならない。霊や死後の世界について科学は知らない、分からない。という立場をとる。 科学とは、予測と制御のための言語システム。 理論の中身は筋の通った誰にでもわかる言葉で、科学のイイところは、人に教えることができる。人間が学べる言語システムである。
・心の科学については、 心は観察できないので、心理学では扱わない。気持ちを分かる、心の傷、隠された気持ち、心を分かるは、出てこない。行動は観察できる精神現象である。何をしたか、何を言ったかを扱う。
・5つの基本前提(うち2つ) 個人の主体性:個人が心や身体を動かす。 目的論:個人が心身を目的に向かって動かす。
以上です。
次回の木曜定例会は、5月10日です。