1/24(木)第5回「子どもの協力をかちとる/ウォルトン著」抄読会の報告です。
(OKBふれあい会館 ぎふNPO生涯学習プラザ 会議スペース)
インフルエンザが流行している時期でしたが6名参加。 静岡から浜松アドラー心理学研究会「楽笑会はままつ」のKさんがお越しくださり、嬉しい新年初回となりました。
はじめに、自己紹介・最近学んだこと・陰性感情のあった出来事を1人2分ずつお話。全員がタイマーで2分間をはかって発表してみました。
テキストは、4-R~11-R「Ⅰ子どもを理解する、Ⅱ子どもが変わるのを援助する、Ⅲクラスをグループとして扱う」ところまで読み進みました。
参加者から実例として、学童クラスをグループとして扱いみんなで話し合いをしたというお話もありました。テキストの内容に合った実例で、学び合いの参考になりました。
学んだこと
・本日一番考えたのは「ボーっと生きていては駄目ね」でした。人とのかかわりを持つ時、やはり丁寧に生きないとと思います。自己中心ではなく相手との信頼関係を持つには、マイナスではなくプラスの気持ちを大切に常に意識している必要性を深く感じました。
・グループでの話し合いの実例をありがとうございました。話し合って決まったことは押しつけではないので、楽しく力を合わせて目的に向かえるのでいいお話だと感じました。陰性感情を持たないで相手の話を聴くことが大切なことで、そこから信頼関係を築いていくことができるということを学びました。
・今日はクラスのお話の部分を家族に置き換えて考えたりすると、いろいろ思いあたり、今度試してみようと思うことがいくつか見つかりました。私はどうしたいのかを考えることは少しずつできてきているので、それを考えると少しクールダウンできています。生活を感情で過ごしてきた私には、学びと技術が必要で大切だといつもアドラーで気づかされます。
・どんな話し合いも「友好的かつ協力的であるべき(6-R)」で、「私たちは一緒に解決するんだ」という信念を示すこと、これがなければ話し合いえないなと思いま した。「注目関心を引くのは、認めてほしいという子どもの信号なのだと覚えておいてください(8-R)」。メンバーさんの「認めてほしいのは私たちも同じですね」という発言が印象に残りました。今日は抄読会に参加させていただきありがとうございました。
・相手の不適切だと思う行動は「認めてほしい」という相手の信号なのだと学びました。なので、まず私のマイナス感情が起きる相手の行動のうしろには「認めて」というメッセージがあることに気づき、相手を理解することから始めたいと思います。
・6-Rより、「目標」についての知識をレッテルはりや非難に使わないように用心すること。7-Rより、ともに努力する仲間として話し合って解決を作り出すことが大切と学びました。
次回の抄読会は、2/28(木)10:15~12:30
OKBふれあい会館3階 ぎふNPO・生涯学習プラザ 会議スペース